WindscribeとExpressVPNを徹底比較!どっちがいい?

WindscribeとExpressVPNは、世界のVPNサービスで2022年のトップに君臨する2つの企業です。

どちらも、世界中に何千ものサーバーを持つ仮想プライベートネットワーク(VPN)を通じて、高速で暗号化されたインターネットアクセスを提供します。

この比較では、価格、サーバーの性能、デバイスの互換性、顧客サービスの観点から、この2社の違いについて比較していきます。

WindscribeとExpressVPNの比較!どっちがいい?

特徴	ExpressVPN	Windscribe
管轄	イギリス領バージン諸島	パナマ
ロギング	いいえ	いいえ
Encryption	256ビット	256ビット
プロトコル	PPTP、OpenVPN、L2TP / IPsec	OpenVPN、IKEv2 / IPsec、NordLynx(WireGuard)
サーバー	5,400+	5,500+
接続	5	6
月額料金	1年プラン(+3ヶ月無料):6.6ドル(約800円) 6カ月:10ドル(1,215円) 1ヶ月：12.95ドル(約1,580円)	2年：3.71ドル(約400円) 1年：4.92ドル(約540円) 1ヶ月：11.95ドル(約1300円)
公式サイト	ExpressVPN	Windscribe
日本語対応	○	○
ライブチャット	ライブチャット○(365日24時間)	ライブチャット○(365日24時間)

サーバー性能の比較

特徴	ExpressVPN	Windscribe
同時接続数	5	6
オペレーティングシステムアプリ	Windows、macOS、iOS、Android、Linux、Amazon Fire、一部のルーター	Windows, macOS, iOS, Android, Linux, Amazon Fire,ルーター
マニュアルインストール機器	セットトップボックス、一部のルーター	一部のルーター、セットトップボックス
スプリットトンネル	あり	Windowsのみ
無料エクストラ	Chrome、Firefox、Safari用のブラウザエクステンションです。	Chrome、Firefox用のブラウザ拡張機能。広告とマルウェアのブロッカー

ExpressVPNとWindscribeは、Linuxを実行しているデバイスに簡単にインストールできるコマンドラインユーティリティを提供する数少ないVPNサービスです。

また、両プロバイダーは、Windows、macOS、iOS、Android、Amazon Fireデバイス用のネイティブアプリを提供しています。

 

ExpressVPNは、一部のルーターで動作する独自の使いやすいカスタムファームウェアを持っているため、ルーターステークスでWindscribeに勝っています。

とはいえ、Windscribeも広範なルーターに手動でインストールできます。それはさらに、様々なルーターの種類にVPNをインストールする方法を説明するチュートリアルの広範なライブラリを提供しています。

 

Windscribeの同時接続許容量は、ExpressVPNのそれよりもわずかに高いです。Windscribe6台：ExpressVPN5台です。

どちらの場合も、ルーターにVPNをインストールした場合は、1つの接続台数としてカウントされます。

Windscribeは、CyberSecという広告ブロックとマルウェア保護システムを備えています。これは、アプリ内でオンにすることができます。

Windscribeの特徴

Windscribeの特徴は以下の記事をご覧ください。

ExpressVPNの特徴

ExpressVPNの特徴は以下の記事をご覧ください。

https://www.energychampbtv.com/what-is-expressvpn/

ストリーミングとNetflixの比較

TVサービス	ExpressVPN	Windscribe
Netflix	アメリカ、オーストラリア、日本、カナダなど十数カ所の図書館で利用可能	アメリカ、オーストラリア、日本、カナダなど十数カ所の図書館で利用可能
Hulu	オーストラリア、日本	オーストラリア、日本
Sky Go	○	○
Amazon Prime Video	○	○
BBC iPlayer	X	○
ABC	○	X
CBS	○	○
NBC	○	○
ITV	○	○

地域制限のあるストリーミングサイトのブロックを解除することに関しては、ExpressVPNとWindscribeの両方が優れています。

ExpressVPNはここ数ヶ月でBBC iPlayerと矛盾していますが、海外からアクセスできないストリーミングプラットフォームはほとんどありません。

これらのプロバイダーはどちらもNetflixと非常に相性が良く、Windscribeの場合、私たちがテストしたすべてのサーバーが動作します。ただし、サーバーの所在地に対応するライブラリのブロックを解除できない場合、Windscribeは自動的に米国のNetflixライブラリにリダイレクトします。

 

Kodiボックスをお持ちの場合、これらのVPNのいずれかを使用して、テレビサービスの地域制限を回避することができます。ExpressVPNもWindscribeもKodiボックスにインストールできるアプリはありませんが、PCやVPNルーターからVPN接続を共有するためのセットアップガイドが用意されています。

 

各プロバイダーで利用可能なVPNプロトコルオプションの範囲(下記参照)は、あなたの特定のKodiボックスがOpenVPNをサポートしていない場合に備えて、多くの選択肢を得ることを意味します。

コンピュータでKodiを使用している場合、デバイスにインストールされているネイティブのExpressVPNまたはWindscribeアプリを使用してジオロケーションを制御することができます。

WindscribeでNetflixを視聴する方法

WindscribeでNetflixを視聴する方法は以下の記事をご覧ください。

ExpressVPNでNetflixを視聴する方法

ExpressVPNでNetflixを視聴する方法は以下の記事をご覧ください。

https://www.energychampbtv.com/japanese-netflix-from-overseas-with-expressvpn/

中国で使えるかどうか

WindscribeとExpressVPNは中国でも利用することができます。実際、これらはインターネットアクセスが制限されている国にとって最高のサービスの一つです。しかし、VPN禁止への対処方法はそれぞれ全く異なります。

ExpressVPNには、ステルスVPNをオンにするオプションがありません。その代わり、この機能はDPIに対処しなければならないことを確認すると自動的に作動します。残念ながら、これはトンネリングプロトコルを自動に設定した場合のみ機能します。

逆に、Windscribeには、選択できる専門の難読化サーバーがあります。これはより便利ですが、少なくとも中国では、それを動作させるために特別なアプリを設定する必要がある可能性があります。

最後に、Windscribeが優位に立つのは、その他の便利な機能があるからだ。1つは、追加の保護のために1つのサーバーではなく2つのサーバーを使用するダブルVPNです。もう1つは、暗号化された接続の上にTorリレーを追加するOnion Over VPNです。

対応デバイスで比較

	ExpressVPN	Windscribe
自動セットアップウィザード	Windows、macOS、iOS、Android、Linux、Amazon Fire、一部のルーター	Windows、macOS、iOS、Android、Linux、Amazon Fire、一部のルーター
メインロケーションの選択	リストベース	マップベース／リストベース
追加設定ページ	○	○
モバイルフレンドリー	○	○

ExpressVPNアプリは小さく、PCやMacで使用する際にもモバイルフレンドリーなプロポーションを保ちます。設定とサーバーはそれぞれ独自の画面を持ち、すべてがきちんと整理されています。

例えば、特定のNetflixライブラリのブロックを解除できるサーバーを覚えておく手間が省けるので、最近使ったサーバーがメインページからも簡単にアクセスできるのが気に入っています。

Windscribeのメイン画面には、世界地図が表示される、サーバーを運営している国ごとにマーカーが表示されます。また、左側(モバイル端末では画面下部)にはリスト表示があります。

サーバー一覧では、汎用サーバーとP2PトラフィックやTor over VPN接続向けのサーバーが分けられており、いつでも必要なものを簡単に見つけることができます。

Windscribeの設定方法

Windscribeの設定方法は以下の記事をご覧ください。

ExpressVPNの設定方法

ExpressVPNの設定方法は以下の記事をご覧ください。

https://www.energychampbtv.com/how-to-use-expressvpn/

サーバー数とロケーション数・サーバー速度で比較

サーバー	ExpressVPN	Windscribe
サーバーロケーション	94	60
サーバーの総数	3000+	5400+

ExpressVPNはより多くの国にサーバーロケーションを持っていますが、Windscribeは全体的にサーバーネットワークに多くのオプションを持っています。

WindscribeにはExpressVPNにはないサーバー機能があり、それはVPNチェーニング（マルチホップVPNまたはダブルホップVPNとも呼ばれる）であります。これは、あなたのトラフィックを2つのサーバーにルーティングし、あなたのパケットを2回暗号化します。

これは興味深いセキュリティ機能ですが、接続速度が多少遅くなります。もう1つは、Windscribeでは、Torネットワークを通過させる前に、そのサーバーを経由してデータをルーティングさせることができることです。

最新のスピードテストの結果によると、WindscribeとExpressVPNはどちらも最速プロバイダーのトップ10に入っています。しかし、両者の間にはかなり大きな差があります。

ExpressVPNの新しいライトウェイプロトコルは平均164Mbpsのダウンロード速度を記録しましたが、Windscribeは高速な新しいNordLynxプロトコルにより、さらに速く、平均369Mbpsを記録しています。

サーバー	ExpressVPN	Windscribe
北米	171Mbps	470Mbps
ヨーロッパ	158Mbps	357Mbps
アジア	163Mbps	303Mbps
平均	164Mbps	376Mbps

ITセキュリティの独立機関であるAV-TESTは、業界トップのVPNの速度を比較しました。その結果、Windscribeが最も高速なVPNであることがわかりました。

Windscribeの速度

Windscribeの速度は以下の記事をご覧ください。

ExpressVPNの速度

ExpressVPNの速度は以下の記事をご覧ください。

https://www.energychampbtv.com/expressvpn-speed/

セキュリティ性能で比較

	ExpressVPN	Windscribe
VPNプロトコル	OpenVPN, Lightway, L2TP, IKEv2	OpenVPN, NordLynx,IKEv2
OpenVPNによデータ暗号化	AES-256	AES-256
OpenVPN制御チャネルの暗号化	RSA-4096	RSA-2048
クローキング技術	暗号ブロックチェーン	Obsfproxy
トランスミッション保護機能		Double-hop routes
リークプロテクション	DNS, WebRTC, IPv6	DNS, WebRTC, IPv6
アプリのセキュリティ	Kill switch (デスクトップ)	Kill switch (デスクトップおよびiOS)、自動Wifi保護、広告ブロック、マルウェアスキャン
DNSのステータス	Private DNS	Private DNS

ExpressVPNはOpenVPN、IKEv2、L2TP接続、Windscribeは速度とセキュリティを兼ね備えた独自のプロトコルを提供し、インターネットトラフィックを保護するために複数のVPNプロトコルを提供しています。Lightwayを搭載しています。また、軽量化されており、端末のバッテリーへの負担も少ないはずです。

Windscribeは独自のプロトコルも持っています。NordLynxと呼ばれ、多くの人がデジタルセキュリティの次の大きな出来事であると考えるWireGuardに基づいています。NordLynxはOpenVPNよりも監査が容易で、特にあなたの選んだサーバが遠くにある場合は、より高速な速度を誇っています。

両社とも256ビットのキーでAES暗号を使用しています。ExpressVPNは、コントロールチャネルに提供するセキュリティにおいて、わずかな優位性を持っています。

WindscribeとExpressVPNはどちらもこのチャンネルにRSA暗号を使用していますが、Windscribeは2048ビットのキーを使用し、ExpressVPNはより長いキー – 4096ビットを使用しています。

このセキュリティレベルは、中国にいる場合は特に重要です。中国当局は、現時点では1,024ビットの鍵を持つRSAをクラックできる、2,048ビットの鍵を持つバージョンの開発に取り組んでいると考えられています。そうなれば、Windscribeは中国では完全に安全ではなくなりますが、そうなるにはしばらく時間がかかるでしょう。

ExpressVPNはコントロールチャネル暗号を過剰に強化し、完全なセキュリティを確保しています。

両社ともパケットの暗号化された内容をスクランブルし、暗号化された伝送の中で繰り返されるデータのパターンを作らないようにしています。

 

DNSコールは暗号化されていないので、もしVPNがあなたのコンピュータに、あなたのインターネットサービスプロバイダー(ISP)によって指名されたデフォルトのDNSサービスを使い続けさせるなら、あなたが訪れたすべてのウェブサイトが、あなたのISP、ハッカー、またはラインを盗聴す政府のスパイによって記録される可能性があります。

幸いなことに、ExpressVPNとWindscribeの両方は、すべてのDNS参照が彼らの暗号化されたトンネルを通過するように強制し、部外者がWeb上であなたの活動を見るのを防ぐことができます。

両プロバイダーとも、実際のIPアドレスの漏洩を防ぐために、アプリに同じセキュリティオプションが用意されています。どちらのアプリも、オペレーティングシステムの起動時に起動するように指示することができ、コンピュータ上でいつでも実行できるように設定することができます。

どちらのアプリもキルスイッチオプションを備えています。Windscribeでは、通常のキルスイッチと、特定のアプリにのみ影響するキルスイッチのいずれかを使用できます。

ExpressVPNにはアプリ別のオプションはありませんが、すべてのアプリにまたがるスプリットトンネリングを提供しています。これにより、VPNをバイパスするアプリを指定し、他のすべてのアプリを保護したままにしておくことができます。

月額料金で比較

プラン	ExpressVPN	Windscribe
1ヶ月	1ヶ月：12.95ドル(約1,580円)	11.95ドル(約1300円)
6カ月	月額料金:10ドル(1,215円)	ない
1年	月額料金:6.6ドル(約800円)	月額料金:4.92ドル(約540円)
2年	ない	月額料金:3.71ドル(約400円)

人がモノやサービスを購入する際、最初に注目するのは[価格]であることが多いです。特に、価格に敏感な市場ではそうでしょう。まず、各サービスがどのような対価を支払う価値があるのかを見てみましょう。

標準的な月額サブスクリプションの場合、ExpressVPNの価格は12.95ドル、Windscribeは11.95ドルです。どちらもVPN業界では高価な価格ですが、顧客が受けるサービスの質も高くなります。

顧客がどちらのプロバイダーを好むかは、1つのサービスを長期間使い続けられるかどうかで決まります。プランをすぐに変更したい場合は、ExpressVPNは柔軟性があり、Windscribeはより安価なオプションがあります。

Windscribeの料金プラン

Windscribeの日本円料金プランは以下の記事をご覧ください。

ExpressVPNの料金プラン

ExpressVPNの日本円料金プランは以下の記事をご覧ください。

https://www.energychampbtv.com/expressvpn-pricing-japan/

カスタマーサポートの質で比較

カスタマーサポート	ExpressVPN	Windscribe
ライブチャット	○	○
チケットサポート	○	○
メールサポート	○	○
メールサポート平均応答時間	50分	3時間
電話サポート	✕	✕
検索可能なナレッジベース	○	○
ビデオガイド	○	○

ExpressVPNとWindscribeは、どちらもカスタマーサポートにおいて業界をリードする存在です。どちらもウェブサイト上にライブチャット機能を備えており、知識豊富な専門家が常駐しています。

両方のチャットシステムに定期的にアクセスしたところ、ExpressVPNがより迅速に接続できることがわかりました。

返金ポリシー・支払方法の種類で比較

	ExpressVPN	Windscribe
返金制度	30日間返金保証	30日間返金保証
支払い方法	クレジットカード：Visa、Mastercard、American Express、Discover、JCB、Visa Electron、Diners Club International PayPal BitPay(ビットコイン) その他の支払い方法：Alipay、UnionPay、Giropay、Yandex Money、Interac Online、Mint、OneCard、Carte Bleue、Maestro、FanaPayなど	クレジットカード(VISA、MasterCard、American Express、DISCOVER) Apple Pay Google Play PayPal MoMo pay 暗号通貨(ビットコイン、イーサリム、リップルなど)

返金制度はExpressVPNもWindscribeも同じで、30日間の返金保証があります。

支払い方法については、Windscribeの方が暗号通貨の種類が多く、Google PayやApple Payにも対応しており、多様性に富んでいます。

ただし、どちらのVPNも日本のネットショッピングでよく使われる支払い方法に対応しているので、特別な事情がない限り大きな差はないでしょう。

Windscribeの支払方法

Windscribeの支払方法は以下の記事をご覧ください。

ExpressVPNの支払方法

ExpressVPNの支払方法は以下の記事をご覧ください。

https://www.energychampbtv.com/expressvpn-payment-methods/

まとめ

この記事では、WindscribeとExpressVPNを、価格・サーバー性能などのあらゆる点から比較しました。

もしまだ迷うようであれば、どちらも自分でお試しください。幸い、どちらのサービスも30日間全額返金保証が付いていますので、リスクフリーでお試しできますよ。